荒野行動はもう終わり~iPadゲーと化した末路~

登場当初、爆発的な人気を誇ったバトルロワイヤルゲーム、荒野行動。しかしながら、今のままではもうその人気が復活することは無いであろう。闇ガチャ車ゲー遠距離ドット抜きなどの糞ゲー要素はあるが、それらは根本的な問題ではない。事実、荒野行動のターゲット層である学生は、そんなこと気にも留めず(というか初tpsのため他を知らない)仲間内でワイワイとおしゃべりしながら遊んでいる。

では、何がいけないのか?それはズバリ、iPad優遇の現環境である。課金を誘導するのは会社としては当然であるし、致し方ない面もある。また、荒野ランドなら車による差も出にくいので、そういうマップを選ぶのも手だ。

では、iPadの優遇の何がいけないのか?それは

・基本的にボリューム層である中高生はスマホしかもっていない

iPadの値段

・荒野行動以外の選択肢

これらが問題になってくる。

まず、中高生はスマホしかもっていないことが多いだろう。個人でタブレットやPCを所有しているのは、お金持ちの家かガジェオタくらいだろうか。

そんな中、荒野行動でまともに勝とうと思ったらiPad は必須になってくる。しかし、最新のiPad proの値段は10万を超える。ここでよく、「勝つためならその程度の費用は出すべきだ」という人が居るが、荒野行動含むスマホゲーに関して言えばそれは間違いである。なぜなら、10万出してやるのが荒野行動なのは馬鹿らしいからである。

よく考えてほしい。10万あればプレステやswitchを買って、よりハイクオリティなゲームを機器による差なしで遊べてしまうのだ。さらに詳しい人ならば、そこそこのスペックのPCを組む事だって可能な金額なのだ。

だったら、多くの学生はプレステを買って、よりハイクオリティで民度の高い別のゲームに移行しようと考えるのは必然である。

つまりスマホゲーである以上、荒野行動はスマホで不利になるようなシステムにしてはいけないのである。このままiPad一強時代が続けば、確実にプレイやーの大多数を占めているスマホ勢は辞めてしまうだろう。

では、どうすれば良いのか?手っ取り早いのはOSによりサーバーを分けることである。iPadiPadだけで戦えば何の問題もない。

ここで「古いスマホでは処理能力の差が出る」という問題が出るが、これに関しては正直どうしようもない。3D ゲームである以上、ある程度のスペックが要求されてしまう。しかし、スマホならば普段から使っているものであるため、ゲーム機ではなく日常品として買い替えが可能である。iPadよりも購入の敷居ははるかに低いであろう。

もう一つの方法として、画面サイズを固定にしてしまうことがある。iPadが強いと言われる要因はその画面サイズにあり、索敵、指の自由度において優れているからだ。例えば画面サイズを16:9の7インチで固定してしまえば、iPadの優位は一気に崩れ去るであろう。

しかしこれではシステムの改悪と言わざるを得ないため、やはり最善はOSによりサーバーを分けることだろう。

これらにより、私は荒野行動の人気が少しでも吹き返すのではないかと考えている。皆様の意見などあれば、ぜひコメントで聞かせてほしい。